具体的な「入を計って、出るを制す」には学びと知恵が必要です。 三戸岡道夫「二宮金次郎の一生」栄光出版社p 56~ に二宮尊徳が服部家の復興の中で借金を頼みにきた女中に薪の節約で借金を返す方法を教えるくだりがありますが 今の方法では薪は節約できない…
「入るを量りて、出ずるを制す」 は四書五経の五経のひとつ礼記の言葉ですが、それよりも二宮金次郎がよく使った言葉として知られています。 また、稲盛和夫さんがJAL再生を引き受けられた時の記者会見でこの言葉を使われてその決意を述べられたことが記憶に…
優良企業企業が、再び経営危機に陥るのは、慢心して、「習慣」と「変化・進化」を忘れ、逆に「奢り」が現れたことに原因があると言い切っても過言ではありません。 永続優良企業であり続けるのは、経営再建プログラムよりもっと難しいのかもしれません。 再…
成功させる経営再建の第一歩は、「どんな苦しくてやりたくない対策でも実行し、継続し、絶対に再建させる」という経営者の強い決意 これまで関与させていただいた企業の中には、 再生・再建がうまくいって健全企業化できた企業 健全企業化できたのみではなく…
「倒産への負の連鎖」から逃れるには どんなに人間学や時務学を学んで習得していても、長い経営人生の間にはほとんどの経営者が資金繰りに困ったり、経営危機に遭遇したりします。もちろん、「敵国や外患がないと必ず国は滅んでしまう*1と言われるように、経…
はじめに 「一つの峠を越えてホッと息をついたら、また次に峠が控えていて、その峠を越えると、やっぱり次に峠がつづいていて、だからとめどもなく峠がつづいて、果てしないもない旅路である。」*1 「中小零細企業」経営者の人生を的確に表現した名文です。 …