成功させる経営再建の第一歩は、「どんな苦しくてやりたくない対策でも実行し、継続し、絶対に再建させる」という経営者の強い決意
これまで関与させていただいた企業の中には、
- 再生・再建がうまくいって健全企業化できた企業
- 健全企業化できたのみではなく、無借金企業など優良企業にまでのぼりつめ、『長寿幸せ企業』への道を歩んでいる企業
- 再生・再建を諦め、会社を清算や廃業させて、今は幸せな第二の人生を歩んでいる経営者
がある一方、
- 健全企業化できたのに、また元の状態に戻ってしまった企業
- 再建プログラムを途中で挫折して、「最悪の倒産」に至ったしまった会社
- 音沙汰がなくなり、連絡が取れなくなった会社
などその結末は多岐にわたります。
棺桶の蓋が開いているどころか、もう棺桶に入っている状態で、私の力では再生・再建は不可能に近いと思い、一度はお断りしたにもかかわらず、強い意思で懇願され経営再建プログラムを引き受けともに粘り強く取り組んだ結果不可能に近いと思っていたこの企業が不死鳥のごとく蘇ったケースもありました。
一方、この会社はひと通り再建プログラムではなく改善プログラムをやってもらえばほぼ100%再生できると思っていた会社が何年たっても経営危機状態から抜け出せないばかりではなく、じわじわとその財務状態が悪くなってしまったケースがありました。
再建プログラムのスキームは置かれている状況だけでなく、年齢や性格によっても100社あれば100社とも違いますが、基本的な戦略は大きく変わりありません。それなのになぜ結果に天と地の違いが出てくるのでょうか?
それは、経営者が私のアドバイスする再建対策をどんなに苦しくて、やるのが嫌であっても、実行できることです。
また、簡単であっても毎日継続しなければならないことを繰り返し、繰り返し継続して「習慣化」できること以外に考えられません。
経営再建の対策は経営者の見栄やプライドが吹き飛んでしまうやりたくないことばかりです。
口では
「言われたことは何でもやりますので、助けてください。」
と言われるのに、いざ具体的な対策の実行の段階になると
- 「そんな恥ずかしいことは出来ない。」
- 「そんなことをするくらいなら倒産してもいい。」
- 「私にもプライドがあります。」
等と言って逃げる経営者に困難を極める経営再建など達成すべくもありません。
成功させる経営再建の第一歩は経営者が「どんな苦しくてやりたくない対策でも実行し、継続し、絶対に再建させる」と決意することです。
この決意は家族や社員さん方に伝わります。
経営者に本物の決意が感じられるとき、私も「この人、この会社をなんとか助けたい。」というより強い思いが湧いてきます。
経営危機に陥った企業が健全企業化できたのみではなく、無借金企業など優良企業にまでのぼりつめることができるのは、再建プログラムの期間に身についた経営の原理原則を行動に移すことを「習慣化」できた結果に過ぎません。
しかし、一度健全企業になった企業が、再び経営危機に陥るのは、慢心して、「習慣」と「変化・進化」を忘れ、逆に「奢り」が現れたことに原因があると言い切っても過言ではありません。
永続優良企業であり続けるのは、経営再建プログラムよりもっと難しいのかもしれません。
開催日4件・12月24日〜12月27日暗闇の中にいる追いつめられた経営者に出口の灯りを見つけ出す第1歩です。 経営救急クリニックの「面談による経営相談」は追いつめられ、一人で悩みつかれた経営者の皆様から 「闇夜に一つの光を見つけることが出来た。」 「困難に取り組む決断が出来た」 との感謝の言葉をたくさんいただきました。 「井上経営研究所代表企業再生コンサルタント井上雅司による無料相談」のみで心からの笑顔を取り戻せた経営者も大勢います。
井上経営研究所(代表 井上雅司)は2002年から、「ひとりで悩み、追いつめられた経営者の心がわかるコンサルタント」を旗じるしに、中小企業・小規模零細ファミリー企業を対象に
- 赤字や経営危機に陥った中小零細ファミリー企業の経営再建や経営改善をお手伝いする
このサブ事業として、後継者もおらず「廃業」しかないと思っている経営者に、事業承継の道を拓くお手伝いをし、「廃業」「清算」しかないと思っている経営者に、
第2の人生を拓く「最善の廃業」「最善の清算」をお手伝いする「事業承継・M&A・廃業」事業 - 再生なった中小零細ファミリー企業を俯瞰塾などの実践経営塾と連動させて、正常企業から、健全企業、無借金優良企業にまで一気に生まれ変わらせ、
永続優良企業をめざす「長寿幸せ企業への道」事業を
展開しています。