経営改善計画書を作成するにあたって、まず、「経営改善計画書」がどのようなものか、
「経営改善プログラム講座」実務テキスト(著者 井上雅司・水谷一生)有限責任事業組合小規模企業支援協会刊 の抜粋に目を通してみてください。
「経営改善計画書」見本
この見本は、井上経営研究所のクライアントが実体験した数々の金融機関交渉を基にして、本協会がより時代にマッチし、より汎用性高く練り上げたモデルです。
● 「○○○○○」で記した箇所には、みなさんの会社に即した内容を記載することになります。
● 【 】で記した箇所は、【 】内で最もみなさんの会社に近い言葉を選択するか、できればあなた自身の思いで別の表現に変更してください。
※金融機関によっては、所定の書式への記入を求める場合があります。
目次
1 経営概況および業績悪化原因
(1)売上高
(2)外部経営環境
(3)経費
(4)社内体制・方針等
2 経営改善計画の基本方針
(1)基本的考え方
(2)財務指標
(3)緊急対策
(4)社内コンセンサス
3 改善計画の骨子
(1)売上対策
(2)売上原価対策
(3)経費対策
(4)資産対策
4 返済計画に関するご説明
5 添付資料
1 経営概況および業績悪化原因
(1)売上高
弊社における最近3年間の売上実績は、平成○年=約0000万円、平成○年=約0000万円、平成○年=約0000万円と推移しております。
こうした【下落傾向の・横ばい状態の・不安定な】推移となった最大の原因は、○○○○○○○によります。
(2)外部経営環境
弊社が属する○○○○業界では、近年、○○○○○が○○○○○【した・している】影響により、業界全体で厳しい【景気低迷・競争】が見受けられます。なぜなら、○○○○○が○○○○○することにより、○○○○○が○○○○○だからです。
そうした背景の中、弊社では、○○○○○を○○○○○するなどの努力を続けてきました。しかし、現実には上記(1)の売上高推移という結果しか得られず、これまで【ほとんど業績向上戦略を試みてこなかった・業績向上戦略の方向性が間違っていた・業績向上戦略に失敗した】と言わざるを得ません。
(3)経費
弊社における最近3年間の販売費及び一般管理費の対売上比率は、平成○年=約00%、平成○年=約00%、平成○年=約00%です。また、人件費の対売上比率は、平成○年=約00%、平成○年=約00%、平成○年=約00%と推移してきました。
しかし、営業利益の対売上比率が平成○年=約00%、平成○年=約00%、平成○年=約00%であるにもかかわらず、それに見合った経費削減対策を敢行できなかったのは、経営悪化を招いた原因のひとつであると認識しております。
(4)社内体制・方針等
上記(1)~(3)の状況に対して、的確な対策を講じることができなかったのは、経営者自身の考える方針【に誤りがあった・が顧客に受け入れられなかった・が不徹底であった】と自覚しております。また、個々の社員においても、危機感が浸透していなかったと深く反省しております。
2 経営改善計画の基本方針 以降は次回ご紹介します。
「借入状況表」の入手方法
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